授業開始から約1が月間は所謂導入期間としての特別授業が設定されている。
基本的には「リーダーシップ授業」と呼ばれる科目である。
その一つとしてUnderstanding of General Managementがある。
基本的には「リーダーシップ授業」と呼ばれる科目である。
その一つとしてUnderstanding of General Managementがある。
授業開始直後に行われる導入系授業で、いかにもMBAらしいケーススタディからGMを学ぶ内容。
授業は計6回あり、それぞれHonda、Apple、ピープルエクスプレスエアライン(格安航空会社-2回分)、AMEX、The Body Shopだった。
授業は計6回あり、それぞれHonda、Apple、ピープルエクスプレスエアライン(格安航空会社-2回分)、AMEX、The Body Shopだった。
(過去の先輩方のブログを拝見する限り、ここ4,5年はケース不変の模様)
半分はHBSのケース、1回(格安航空会社の会)はグループワークによる、経営シミュレーション。残り2回がLBSオリジナルのケース。
予想していた事だが、授業で発言するのは中々困難。
英語の理解力(スピード)も去ることながら、発言のカルチャーが日本とは大きく異なる。
日本語の授業では、教授が質問を投げかけてから5秒程度は通常間が空く(=考える時間がある)と思うが、ここではそもそも質問を投げる前から大量に手が挙がっている・・・何を言うつもりなのだろう。
また質問を完全に理解できるのは、大抵2,3人の学生が応え終わった後。
当然その頃には手ごろなブレストが終わっているので、結局発言できず・・・というパターンに陥る。
ブレストも圧巻。
80人もの世界各国のエリートが集まっているので当たり前なのかもしれないが、
「よくそんな事思いつくな」という発言が多く見られる。
「よくそんな事思いつくな」という発言が多く見られる。
本授業は特段、発言によるClass Participationが計られる訳ではないので、別に構わないのだが、
やっぱり負けてられない。
何とか1つの授業に最低1回は発言する様に努めた。
そうなると、アドバンテージをつけるには事前の綿密な予習が必要になる。いかにも日本人的だけど・・・。
1つのケースが大よそ20ページ、多いときは40ページ程度なので、これらに目を通して要点を纏めるだけで、3時間程度は必要になる。
授業の内容自体は、導入編という事もあり比較的ベーシックだが、毎回ケースの裏側にある
普遍的なテーマや二項対立があり、(Amexであれば「LeadershipとManagerの相違点:アメックスのハービー(元CEO)は、どちらかというとマイクロマネジメントにフォーカスしてTurnaroundでは成功したけれど、Innovativeなカリスマ性に関してはどうだろう?」)
普遍的なテーマや二項対立があり、(Amexであれば「LeadershipとManagerの相違点:アメックスのハービー(元CEO)は、どちらかというとマイクロマネジメントにフォーカスしてTurnaroundでは成功したけれど、Innovativeなカリスマ性に関してはどうだろう?」)
これを読み落として勝手に議論の妄想を膨らませると、あさっての方向に行ってしまう。
そういった点、大抵の授業では教授が最後は上手く(誘導で?)テーマを纏めるのだが、
LBSは比較的年齢層が高いこともあり、30代後半の元ターンアラウンドマネージャーや、
元スタートアップのCEOなんかは「そんなに綺麗ごとやフレームワークで、本物のビジネスは纏まらない!」と、教授に食って掛かったりする。
元スタートアップのCEOなんかは「そんなに綺麗ごとやフレームワークで、本物のビジネスは纏まらない!」と、教授に食って掛かったりする。
ケースそのものも去ることながら、クラスメイト一人ひとりの発言や経験が含蓄に富んでいて非常に面白い。
・・・とは言え、中々スムーズに頭に入ってこないのが当面の課題。
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